生き延びるための避難訓練

学心舎のこどもたちと避難訓練を行いました。

大阪で起きたビル火災や保育園への不審者侵入事件など・・・
残念な事件が起きています。

こどもたちには、
自分の身を守る方法を
教えなくてはならない社会になってきました。

学心舎の避難訓練は
まずルールを伝えずにやってみる。
感じたことをこども達から意見を出させる。
どうしたらいいのか考えさせる。
何度も繰り返す・・・。
抜き打ちでやる。

学校では、
日中の予め決められた日時で、
決められた方法で避難訓練を行います。

でも実際には
電気が消えて
暗闇の中で逃げなくてはならないこと、
煙が充満している中で、
パニックにならずに通路を考えなくてはならないこと、
弱い人を守りながら
逃げなくてはならないこと等考える事ばかりです。

ビルルやデパート火災では、
扉は引かなくては開かない、
自動ドアやエレベーターが動かない、
棚や商品が倒れて通路がふさがっているなど
本当の危険がたくさんあります。

その中で生き延びることを
教えなくてはならないのです。

それが本当の避難訓練です。

学校の避難訓練は目的は何でしょう。

私の避難訓練の目的は、
こども達がどこでどんな目に遭っても、
生き延びる事です。