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3年目の日曜の寺子屋
2017年6月18日
「こども松下村塾を仙台に作りたい!」と始めた日曜の朝の寺子屋。
お金を掛けず、本業のカギの救急車や家族に迷惑を掛けないようにと、
職場の片隅にゴザを敷いて小さくスタートして3年目を迎えた。(今でも小さい!)
華やかな活動を展開している友人と比べて焦り、
参加人数に気をもんだり、大きな組織にしようとして失敗もした(笑)。
子どもたちに伝えたい事が上手く伝えられず寺子屋を開催した日は夜まで落ち込む。
「無料にしているから大きくならないんだよ」とのアドバイスで
有料にした時期もあるけれど何も変わらなかった。
理由はカンタン
「自分がホンモノ」でないから。
広告とか場所とかブランドが問題ではない。
自分が吉田松陰のような器ではない事は十分わかっているのに、
どこかで「小手先の作戦」で何とかなると思ってしまう。
師匠の上甲晃先生に言われて目が覚めた。
「あなたの言う『理念』とは何か?
それを深く考えていないから迫力に欠ける。
短期間で作った組織は短期間で崩れる。
じっくり作ること。
そして、正しい活動は宣伝しなくても、社会が大きくしてくれる」
それから「教える」ではなく「一緒に学ぶ場」と意識し始めたら
迷いから少し解放された。
チラシも作らず宣伝もしなくなった。
自分は回を重ねながらしか『理念』を固められない不器用な人間なんだ、と
自覚すればこれからが楽しみになってきた。
上甲晃先生の口癖「10年は続ける覚悟で始めよ」
まだまだ1/5だ(>_<)
お話先生としてご登壇くださった方々、
雨の日も雪の日も子どもを連れて来て下さるご父兄、
朝早くから手伝い要員として駆り出される家族のお蔭と感謝。
そして、何かに頑張って結果が出ずに悩んでいる人がいたら、
失敗だらけでもあきらめないおばさんがいると励みになったらいいな・・と
思った3年目でした。