仙台市青葉区上杉にある『体験学校 学心舎』は、体験を通して生きる力を育てる事を目的としています。

  • ロボット祭り

    2016年7月3日

    今日の参加は近隣の小学校のkei君とkazuちゃん。
    二人とももちろん初めての顔合わせ。かなり緊張している。
    「心細い?」と聞くと「お母さんがいない方が自由に出来る(^_^)/」とkazuちゃん。(確かに本音だね(笑))

    【始まりの論語】
    学心舎のお約束の論語をみんなで読む。
    「子日わく、学んで時に之を習う・・・・」
    初めてのKei君は最初戸惑っていましたが、論語の解説をした後にもう一度読むとすんなり読めるようになりました。
    論語はリズムの良い美しい言葉なので子どもたちは胸を張って素読をします。

    【ロボット】
    午前中のロボットは「クロールロボット」ロボットの入門編です。二人とも無言で集中。
    あまり詳しく指示せず、ギアの効果、足の動きなどをのぞいたり、試したりしながら体感させるようにする。
    そうなんだ!!と小さな声でつぶやいたり、「こうしたらどうかな?」とチャレンジするする好奇心いっぱいの姿。
    可愛いい!


    休憩時間は、ジェンガで遊んで仲良くなる。
    優勝景品は、気絶するほど酸っぱい飴。みんな真剣です(笑)。学年も学校も違うけどすぐに仲良くなれる素直さが素敵です。

    【偉人伝】
    こども学心舎の目的の1つ「リーダーシップを高める」。そのためには偉人伝の読み聞かせは欠かせません。
    今日のテーマは「吉田松陰」。
    世の中を良くしたくて黒船に乗り込んだこと、ルール違反(黒船に乗り込んだこと)を自首した吉田松陰の心のうちをみんなで想像しながら、リーダーについて考えていく。

    なぜ松陰は、投獄されるのをわかっていながら自首したのかな?
    「日本を良くするため!(kazuちゃん)」
    「悪い事をしたことを隠しておく自分がイヤだったから(keiくん)」。
    みんな、深く考えてくれました。

    「もし、学校やクラスで『何かおかしいな?もっとみんなが仲良くなれないかな?』と思ったら、自分には何が出来るか考えてね」

    「ロボットの勉強を頑張ってほしいのはね、みんなの役に立つロボットを作れる人になって欲しいから」
    と話す。少しでも理解してくれたらうれしいな。

    【こどもCooking】
    「お昼は自分で作ってもらいまーす? それも、大人は口出ししませ~ん」と言うと「えーーー(*^^)v」と言いながら嬉しそう。
    まず買い物リストをホワイトボードに書いて知らせる。
    メモを持って行く?と聞くと「分担して覚えよう!」と提案するkei君。
    しめしめ! チャレンジ精神を出し始めた(^_^)/。

    買い物から帰ってきた二人はすっかり仲良しになっています。
    「なるべく安いものを買ってきましたぁ~」とオツトメ品を選んだ二人。
    主婦力高い!!
    「なぜ子どもcookingをやるんでしょうか?」と質問すると・・・・
    「仲良くなるため(kei君)」 
    「大人になった時に役に立つから(kazuちゃん)」

    考えさせれば子どもたちは行動の目的を理解できます。
    オトナが一方的に教えなくても、じっくり答えを出すまで待ってあげれば子どもから答えが出てきます。

    成田先生の意見は
    ①お母さんを楽にしてあげられる ②リーダーシップを高める
    「自分で判断して行動できる子になってね」と話す。

    【料理開始!】
    いよいよcooking開始。
    「フライパンに油をひいて、もやしをドバーッとフライパン入れる・・・」と言いながら、ウィンナーを袋ごとフライパンにのせたkazuちゃん!!!みんなでお腹をかかえて大爆笑しました。学心舎始まって以来の大珍事でした。
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