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『目』を養う
2016年6月22日
体験学習こそ最良の教育、というのはをよく周知されていることです。
確かに何かを体験することで私たちは学習し、成長します。そこには大人もこどもも違いはありません。
実際、カリキュラムの中に体験学習を多く含む学校や私塾が主流になってきています。
『こども学心舎』でも物事の当事者になることが、こどもたちの成長の糧になると考えております。
体験からは何を学べるのでしょうか。
体験学習を通して私たちが得られるもので最も重要なのは『目』だと考えます。
勤勉の象徴、二宮尊徳(二宮金次郎)は夏に食べたナスから秋ナスの味がしたことから寒波の到来を察知したと言います。
このことから尊徳には書物の知識だけではなく、実践から得た『目』を持つことがわかります。本では秋ナスの味を教えてくれませんからね。
尊徳には1つの物を見ただけで様子や特徴だけではなくルーツや未来まで見通すことができる目があったのです。
ただ見るのではなく物事を『良く』見ようとすることが重要なのです。
良く見ようという意識を積み重ねることで視界から得られる情報量は格段に上がるでしょう。
私たちは今後もこどもたちの『目』を育てていけるような体験学習を行います。
学心舎の夏休みは学べるイベントが目白押し!親子揃って楽しく心と体を育てましょう。
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